ペットの形見について

大切なペットを失ったとしても、飼い主さんの人生は続いていきます。亡くなったペットのためにも、前を向いて歩く必要があるのです。そこで今回は、ペットの形見についてご紹介します。ペットの形見を残しておくことは、その後の人生の支えになってくれるはずです。

ペットの形見として一般的なもの

ペットの形見には、どのようなものがあるのでしょうか?今回はペットの形見として、一般的なものをアクセサリーに絞ってご紹介します。

  • ペンダント
  • ストラップ
  • カプセル

ペンダント型のペットの形見

ペンダントに遺骨を入れることができる「遺骨ペンダント」なら、いつでもペットを近くに感じることができます。身に着けられる遺骨ペンダントは、悲しみを乗り越える手助けをしてくれることでしょう。刻印可能な遺骨ペンダントも多いため、ペットの名前を刻み、毎日優しく磨いてあげましょう。

ストラップト型のペットの形見

ペットの毛を使用して作られる「ストラップ」なら、バッグや携帯電話に付けることができます。ストラップを付けてお出掛けすれば、まるでペットとお散歩をしている気分になれるはずです。

いつも触れていたペットの毛並みに触れられなくなるのは、これ以上ないほど寂しい気持ちにさせるでしょう。ストラップになったペットの毛は、そんな飼い主さんの寂しい気持ちをも包み込んでくれるのです。

カプセルト型のペットの形見

ペットの遺骨や毛を入れられる「カプセル」なら、キーホルダーとして持ち歩くことができます。お気に入りの色のカプセルを選んで、世界にひとつだけのお守りにしましょう。

カプセルは、ペンダントよりもボディが大きいため、名前の他にメッセージを刻印することもできます。「My only love(私のひとつの愛)」や「See you again soon(また会おうね)」など、虹の橋のたもとで幸せに暮らすペットに、飼い主さんの想いを届けましょう。

ペットの形見を残す意味

大切なペットを残すと、深い悲しみに襲われ、ペットロス症候群になってしまう飼い主さんが大勢います。慈しみ育ててきたペットは、我が子同然の存在ですものね。

ペットロスから立ち直るには、長い時間と周りの人の助けが必要です。ときには、どうしてもペットを失った悲しみから抜け出せない飼い主さんもいます。

無力感にさいなまれ、早くペットの元へ行きたいと願うことしかできない…ですが、ペットはそんなことを望んでいないはずです。そうした状況に陥ったときに、ペットの形見があれば、いつでもペットを近くに感じることができます。

ペットがくれた楽しい思い出も、天使のような寝顔も、いつもあなたのそばにあるのだと気付く指標になるはずです。さらに、きちんとペットの供養をすることは、ペットロスから立ち直る近道になるともいわれています。

ペット供養の後悔が原因でペットロスを悪化させないためにも、ペットの形見を残すことを検討してみてもよいかもしれません。

ペットの形見(遺品)を役立てたい!

ペットの形見(遺品)が動物保護施設の支援や応援に使われていることをご存じですか?亡くなったペットの首輪やリード、余ってしまったフードやトイレシーツなどは、手元に残すか処分すべきか悩む飼い主さんもいると思います。

たとえ、まだ使える物であっても、大切なペットの物を友人に譲るのはちょっと気が引ける…そういうときは、保護施設で暮らす動物たちに役立ててもらうという選択肢もあるのです。

ペットの遺品が次の命につながると思うと、心がぽかぽかしてきませんか?きっと、ペットも喜んでくれるに違いありません。

まとめ

大切なペットの形見についてご紹介しました。ペットの供養を終えた後になって、形見を残しておくべきだったと後悔する飼い主さんも少なくありません。

後悔しないためにも、ペットが元気なうちからペットの供養について学んでおくことが必要なのです。ペットの生きた証である形見が、ペットを愛するすべての飼い主さんの人生の灯火になってくれますように願います。